不思議

 

今日は仕事で一日中、立ちっぱなしだったのですが、不思議なことにそれほど疲労感がありません。夕方になると認知症の姑と障害をもった子どもたちが家の中でお腹を空かせて待っていることは分かっていますが、仕事が忙しい時は少しくらい待ってもらい、夕食はあるもので済ませ、我慢してもらうことことも必要だと腹が据われば、逆に仕事にも集中し捗るわけです。

若い頃はそうではなかった。
結婚した頃は、遠くからお嫁にきて、慣れない環境で慣れない仕事をして、夕食を作って後片付けの時間には心身ともに疲れていたなぁと思い出されます。結婚した1年後には子どもが授かり、初めての子育てで戸惑うばかり。「良い母親でありたい」「良い嫁でありたい」などと余計なことばかりに気を遣い、他者の評価を気にしたりして、いつも心が迷ったり、悩んだり、動揺するばかりでした。だから尚のこと身体がくったくたになるわけです。

今では齢相応の経験を重ね、仕事でも家事でも「わたし一人のできることなんて何程のものでもない」という諦めのようなものが身体で分かっていますので、できないことは人に頼むし、他者の評価も気にならないし、「目の前のことを淡々と果たすように」していこうと心がきまっています。

だからなのか、体力も十分あった若い頃より現在の方が身体がよく動き疲れないのです。心が決まった分、心が揺れないので身体も疲れないのだと思います。いかに人は精神的な生き物であるかがよく分かります。

 

 

 

 

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